2014/12/28

急性虫垂炎(盲腸)闘病メモ

今回、自分が初めて経験した入院体験を書きたいと思います。


【時間】 クリスマスイブからクリスマスに日付が変わった頃異変が。

【症状】胃の当たりが重かったので「また胃炎かな」と思い、以前病院でもらった胃薬を服用。
そのあと胃とお腹の付近がどんどんしんどくなり眠れず、何度もトイレに行くが回復せず(汚い話ですが、この時のお通じの様子は健康なときと同じ状態)
3時間くらい経ち、痛みがどんどん酷くなりとりあえず普段はあり得ないけど救急車を呼んだほうがいいのではと自分で思うくらいの痛さだったので、「#7119」で夜間急患対応の病院を探し、母親に付き添ってもらい着の身着のままでタクシーに乗って病院へ。
このとき私はたまたまサンダルを履いて行ったんですが、そのあと検査等でベッドの乗り降りするのにとても楽でした。

【病院で】病院に着くと意識がもうろうとしていたのであんまり覚えてませんが、お腹の辺りを触られて「恐らく虫垂炎ですね」と即答されました。
そしてレントゲン、CT、採血され「入院ですね」と告知される。
私は母が付き添ってくれたので入院手続きや虫垂炎の治療に必要な医療用具(腹帯・T字帯など)を病院内の医療用具販売店で準備してくれたので楽でした。

【手術】虫垂炎の手術はいわゆるお腹を切って手術する“回復手術”と3ヶ所ほどお腹に穴を開けて手術する“腹腔鏡手術”があるようですが、私は後者の腹腔鏡手術をしました。
手術は13時から。腹腔鏡手術は全身麻酔です。手術も1時間ほどで終わり、麻酔が身体に入った瞬間に意識をなくし、次の瞬間に肩を叩かれて「終わりましたよ」とあっと言う間でした。

【手術直後】自分が全身麻酔されてる間に酸素マスク、点滴、導尿カテーテル、T字帯、腹帯をされている状態。
お腹から管が出ていて体内の血液や水分をためる“ポット”みたいのが取り付けられている。
痛み止めも点滴されてたけれどやはり傷口が痛い。

【手術後の夜間】前日激痛で寝てないのに、手術後の夜も酸素マスクと導尿しながらだったのでほぼ寝付けず。
1時間おきに看護師さんが見回りに来るのでその度に起きてしまう。
おならの有無をその度に確認される。

【手術後翌日】朝食なし。手術後からソルデム3A輸液が続く。
朝10時に外科の先生が診察に来て導尿カテーテルを外す。
なるべく歩くようにと言われる。

【手術後翌日  昼〜夜】傷口の痛みが続く。
昼から食事が摂れるようになった。
点滴台に寄りかからないと歩けない状態。

【手術後翌日  夜間】横になったり寝がえりするのにお腹の筋肉をちょっとでも使うと激痛がするがなんとか寝付くことができた。

【手術後2日目】朝、おならが出て、看護師さんも安心する。やっぱり虫垂炎はおならが出て初めて安心できるみたい(腸閉塞の疑いが出るため)

この日もなるべく歩いてくださいと言われる(歩くことでお腹が運動するので傷の治りが早くなるらしい)が、痛みがひどく、前日よりきつい。

夜は若干痛みが和らぎ、普通に寝付くことができた。

【手術後  3日目】朝の採血の結果を見て先生がお腹に刺さってた管を抜いてくれた。
明日退院オッケーとのこと。
痛みもまだ残るけど前日ほどではない。
管を抜いてもらった途端元気が出てきて、昨日までのように点滴台に寄りかかることなく午前中たくさん廊下を歩く。
昼過ぎに術後初めてのお通じがくる。
抗生剤の点滴の数もこの日から半分になる。
夜、傷口のガーゼを変えてもらったけどそんなに汚れてなく、すでに塞がってきてる様子。

【手術後4日目  退院】駅まで10分、電車で5分ほど、問題なく歩いて帰れました。

痛み止めは退院後4日目までもらったけれど、自然になくてもいいくらいに痛みが引いていきました。

急性虫垂炎と診断されましたが、私の場合深夜に胃が痛くなるまで全くの予兆なしでした。

今回いきなり入院になって虫垂炎という病気がどんな病気も分からずに手術になりましたが、そんな中で役に立った情報は“実際入院した経験を書いた一般の人のブログ”でした。

もちろん、病院なので決まった場所での使用にはなりますが、やはりパソコンやスマホがあるとかなり役に立つと思います。


いずれにしてもどんな異変でも我慢しないで診察することをお勧めします。

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